2017年度
【2017年度】
○手の動きに追従するUIのための手の認識とタグ付けによる判別の検討
手の動きに追従するUIの研究において,手を認識してその動きに追従するようにUIを投影する際に,利用者ごとに異なるUIを投影するためにはそれぞれの利用者の手を連続的に認識する方法が必要になる.そこで本研究では,認識された手の領域に,その位置情報だけでなく手の特徴情報を含むタグをつけ,そのタグをフレーム間で比較することによって同一の手と識別する方法を検討した.
参考文献:岩崎真大,松岡雄介,土屋博雅,水谷晃三,荒井正之,手の動きに追従するUI における手の認識とタグ付けによる判別の研究,情報処理学会 第80 回全国大会,6ZB-05,2018.
○手の動きに追従するUI のためのユーザの向きを考慮した投影方法
手の動きに追従するUIの研究において,投影されたUIを適切に利用者の視点に向ける方法を検討した.具体的には,視点となる利用者の頭部とUIが投影される手の位置(注視点)を決定する手段,その位置関係に応じてUIの向きを制御する手段を検討した.さらに,複数の利用者がいる場合に,自分の手に投影されたUIを相手に差し出すようなしぐさによって,そのUIを相手側に向ける方法についても検討した.これらの実証システムを開発し,検証を行った.
○手の動きに追従するUI の追従範囲の拡大のための研究
手の動きに追従するUIの研究において,複数のプロジェクタを用いて追従範囲を拡大する方法の基礎的研究を行った.プロジェクタの境界付近で投影されるUIがシームレスに投影されるようにするための仕組みについて検討し,実証システムの開発を行った.将来的には,プロジェクタを増やしてより広い範囲へ拡張することを目指している.そのための課題についても整理した.
参考文献:松岡雄介,岩崎真大,土屋博雅,水谷晃三,荒井正之,手の動きに追従するUI の追従範囲の拡大のための検討,情報処理学会 第80 回全国大会,6ZB-04,2018.