2022年度
【2022年度】
○手の動きに追従するUIにおけるタップジェスチャ認識方法の研究
天井に設置されたセンサとプロジェクタにより,ユーザの手の動きに追従するようにUIを投影するシステムの実現方法を検討している.先行研究では,深度センサを用いて指の動きを認識することでタップを認識していた.しかし,いくつかの問題点があり,実用的ではなかった.そこで本研究では,タップ時の指先や爪の色の変化をとらえることでタップを認識する方法について検討する.指先の色の変化を用いることで,カメラとの距離に影響されにくいタップ認識を試みた.
キーワード:ジェスチャ認識,AR,プロジェクションマッピング,Followable Computing
(参考:田村律起,野田雄希,水谷晃三,手の動きに追従するUIにおけるタップジェスチャの認識方法の研究,情報処理学会 第85回全国大会,5ZD-06,2023.)
○デバイス側方でのハンドジェスチャによる操作のための認識方法の改良
本研究ではスマートフォンやタブレット等のデバイスで空中ハンドジェスチャ行うことで,端末を操作するための方法を検討している.これまで端末の前面または背面での空中ハンドジェスチャを行って操作する手法があったが,どちらも操作する上で問題点があった.一方,岩崎はミラーを用いてデバイス側方で操作する手法を提案した.本研究ではこれを先行研究として位置づけ,改良を行うことでユーザの利便性を向上することを目的とした.
キーワード:ジェスチャ認識,スマートフォン,深度センサ,UX/UI
○テキスト型言語プログラミングの学習のためのブロック型表示による支援ツールの試作
本研究では,プログラミング初学者がブロック型言語からテキスト型言語へスムーズに移行できるように支援することを目指している.小学校でビジュアルプログラミング言語を学び,その後は高校でテキスト型言語を学ぶ教育が行われているが,ブロック型言語からテキスト型言語へ移行するハードルが高いため初学者自身での移行が難しい.既存研究ではブロック型言語やテキスト型言語などの中間言語システムで支援を行う研究があるが,構文エラーを対処する力が身につかないと考えられるため直接テキスト型言語でコーディングすることで制御構文の理解や正しくコーディングする力を補助する支援方法を検討した.
キーワード:プログラミング教育,教育支援,Visual Code
○学生生活支援のための学生状態推定機能を持つチャットボットの研究
近年では,問い合わせ対応などカスタマー対応を目的としたチャットボットが注目されているが,システムからの語り掛けをきっかけにした支援方法については,その実用化に向けて課題が残っている. 本研究では学生の状態推定機能を持つチャットボットの実現を目的としている.学生の状態を推定して,その結果を用いてチャットボットが語り掛けるタイミングを決定する.また,ボイスベースのチャットボットとして実装することで学生との会話を実現し,より自然な形で学生生活を支援する方法を検討した.
キーワード:スマートスピーカー,状態推定,生活支援,音声認識,LLM